先端経営学部 柴田 しょう
「将来の夢は経営者」

柴田 しょう(しばた しょう)

函館市出身。2022年3月現在、NFTとVRを組み合わせたオークションイベントの開催を企画中。NFTを利用して価値が証明されてるアート専門のフリマサービスを作り、将来的には日本が持っているオタクカルチャーをNFTを通して広めていくのがビジョン。
*NFTとはデジタル上に一点物の価値をつけられる技術のこと。

発端はアンプレの先輩

オークションイベントの発案の経緯を教えてください

アンプレに入っている先輩がNFTをいじっていてそれを見て初めてNFTを知りました。このNFTというのがまだ未発達の分野で何かビジネスに繋げられたら将来性が大きいなと思いました。そこからNFTを活用したビジネスが何かないかと模索したところオークションを思いつき、じゃあやってみようかというノリです。

インタビュアーと本人の対談している写真

起業経験者

その他に今まで行っていた活動はありますか?

高校3年のときに僕と同い年の人とWeb制作会社を立ち上げたことがあります。フリーランスの製作者を集めてその方達を自分の会社で囲って案件を振っていくっていう形態の会社です。そこでWeb制作案件の営業、Web制作者の勧誘、彼らに向けたイベント開催、個人で面談したりなどをやっていました。

経営者になりたい

情報大学、そしてアンプレに入った経緯は?

情報大には将来会社を経営したい独立したいと思いがあり入学しました。そして経営の為のスキルを入手する、色んな人と関われる、というアンプレの環境があることを知り、自分の思いと合致していた為入りました。

インタビュー中の写真1

貴重な体験ができる

アンプレではどのような活動をしていますか?

週に一回程度集まって勉強会をやったり、アンプレトークという道内の社長さんのお話だったりとか、フリーランスの方の実体験のお話を聞けたりと貴重な経験をさせてもらっています。

アンプレ内起業実践プロジェクト

これからやりたいことを教えてください

主に二つあります。一つ目は先程お話したNFTのオークションイベント。もう一つはアンプレ繋がりでお話をいただいた起業実践プロジェクトです。
起業実践プロジェクトというのはその名の通りアンプレの学生が起業を実践しようというプロジェクトです。このプロジェクトはアンプレトークで情報大にいらした社長さんからご提案していただいたものです。具体的なプロジェクト内容は、唐揚げのキッチンカーでの移動販売ビジネスで、商品の唐揚げはその社長さんに提供していただき、アンプレメンバーが関わるのは販売部分。時間だったり価格、販売場所、仕入れ、人事などです。

インタビュー中の写真2

学生は無敵状態

アンプレに興味を持っている方へのメッセージをお願いします。

アンプレでは普通に大学に通って、ただ授業を受けているだけでは到底味わえない経験ができます。社会に出ても自分から行動しない限り機会がないような貴重な体験を最も手軽に、リスクも無しにできるというのがアンプレの魅力だと思います。
将来やりたいことが何も決まっていない、特に目標がない、という人にこそアンプレに入ってもらいたいです。人の話を聞くだけの為に入ってもいいです。なぜなら将来やりたいことを何もインプットが無い状態では見つかるわけがないんですね。そこで色んな業界の社長さんだったり自営業の方だったりの話を聞いてみて自分の将来を見つめていく機会になるのかなと思うからです。
さらに言えば、40歳のおっさんになってから○○社長の話聞かせてくださいとか、○○社長のとこで手伝いさせてくださいとか言っても難しいと思います。学生のうちしかできないことをやってみるべきです。
サイバーエージェントが主催する起業家支援プロジェクトに参加したことがあるんですけど、そこの担当の人が言ってたのは、学生っていうのは無敵状態であると。某ゲームのようにBGMが鳴っていて無敵だと。なぜかというと、何か失敗したとしても周りの人は「次があるよ」と言ってくれる。自分が生意気なこといっても「若いからしょうがないよね」となる。それ以外にも時間が余っているとか、体力がめちゃめちゃあるとか。学生時代は人生の中で無敵状態なんです。ただやはりタイムリミットがあります。そのタイムリミットまでの時間をどう使うかが重要だと思います。無敵時間をいかに有効活用するか?ぜひアンプレに入って無敵時間を最大限有効に使ってみるべきです。

(2022年3月取材)

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